福岡支社の熱狂 いえらぶ福岡支社の不動産会社様への営業備忘録

株式会社いえらぶGROUP福岡支社の責任者をやってます。弊社は不動産会社様の売上アップの為のホームページや、業務効率化につながるシステムなどをご提供しております。本ブログでは福岡支社のことや、営業活動するなかで得た日々の学びや気づきを備忘録として残していきます。

株式会社いえらぶGROUP福岡支社の熱狂

会社の拘束時間が長いと言われたら

先日、今年の4月に入社予定だった内定者の子が辞退してしまいました。

その子は東京本社に配属予定でしたが、現在は福岡に住んでいた為、福岡支社で僕の手伝いをしてくれたりと一緒に動くことが多く、個人的には思い入れが強かった方だと思います。

それだけに非常に残念でした。

 

辞退を決断する前に、僕は直接会って話をしていました。

そこでなぜ辞退したいのか聞いたときに理由の一つとして言われたのが「会社の拘束時間が長いのが嫌」ということでした。

それに対して僕は「別にウチが特別ではなく、どの会社に行っても同じだから」という返しをしてしまいました。

 

ここで僕が言いたかったのは、

特に新卒のうちは覚えることも多く、一人で出来ることも少ないので先輩の時間も使うことがほとんど。

また日中はお客様のとこに行くのがメインなので、会議やロープレが時間外にずれてしまうのはしょうがない。

だからいえらぶに限らず、最初のうちは人よりも時間掛るものなんだよ。

 

ということを伝えたかったのですが、今思い返してみるとちんぷんかんぷんなこと言ってるなと思います。 

おそらくこの時点で「この人は話を聞いてくれない人、相談しても意味がない人」と思わせてしまったのかもしれません。

上司に頭から否定されたら、誰でもそう思うでしょう。

 

じゃあどうすれば良かったのか。

相手の言うことを否定せずに一旦受け止めて、最終的にはポジティブに変えてあげる必要があります。

 

例えば、 

「そうだよね、もっと早く帰れるようになりたいよね。

その為にも早く目標達成できるようになれば、その分早く帰れるよ。

そのかわり目標達成していないのであれば、その分は頑張らないといけないよね。

極端な話、営業なんて最初の2週間で達成出来れば、残りの2週間なんて休んでても文句言われない仕事なんだから、そうなれるように今は頑張ろうよ。」

 

という返しの方がまだ夢があって良い気がします。

もう少し僕なりの言い方で、軽く笑ってくれるような伝え方だと尚良いかもしれません。

 

事実、弊社は他の会社と比べても遅くまで働いている方だと思います。

それは会社の体制がまだまだ整っていないのもあるかもしれませんが、個人の仕事の効率も大いに関係していると思います。

その証拠に、やることやってさっさと定時で帰る人もいます。

そういう人はしっかり結果も残しています。

特に営業は結果さえ出していればどんな働き方でも良いと思いますし、それが出来るのが営業の醍醐味でもあると思います。

 

まだまだ先が見えずに不安な内定者に対して、「しょうがない」なんて夢も希望も無いようなことを言ってしまったこと。

また、せっかく正直に話してくれたのに、相手の意見をつぶす説得の仕方をしてしまったこと。

本当に申し訳ないことをしたと反省すると共に、同じようなもったいない理由で辞める人が減るように、僕自身がもっと成長しなければと感じた出来事でした。