営業はとにかく分母を増やせ
最近なかなかアポが切れません。
不動産会社は今は繁忙期なので、一年でも一番忙しい時期になります。
かといってそうも言ってられません。
何事もゼロからイチを作るのが一番ストレスが掛かります。
営業の仕事がまさにそうだと思います。
何も無いところから電話でアポを切り、特に欲しいと思っていない人に対して商談して必要性を感じさせ、最終的には「欲しい!」と思わせます。
ゼロからイチを作る仕事です。
テレアポは100本掛けて、2~3本アポが切れれば良い方です。
そこから商談して案件になり契約を頂くのは。。。かなり低い確率になりますね。
そこでよく考えがちなのが、いかに案件化率や契約率を上げるかだと思います。
しかし、この数字をすぐに上げるのは簡単ではありません。
たくさんの商談をこなして、いろんな断られ方をして、じゃあどうしたら契約してくれたんだろうとトライ・アンド・エラーを繰り返した末に、ようやく自分に合ったトークやクロージング方法が作られていくのだと思います。
つまり経験を積んで努力を重ねる必要があります。
あのイチロー選手ですら、打率3割のところを4割に上げるのは相当難しいのです。
基本的な知識や技術であれば練習すればある程度のところまで上手くなるとは思いますが、そこから更にレベルアップする為には並大抵の努力ではダメです。
案件化率や契約率を上げることを考えるよりも、まずはお客様に会う数を増やすこと、つまり分母を増やすことなら誰にでも出来ます。
単純に行動量を増やせば良いのです。
テレアポでゼロからイチを作ることはストレスが掛かるので、僕ら営業マンはそこからは逃げることを考えがちです。
ですが営業の仕事はお客様に会うことであり、契約を頂くことです。
オフィスにいても契約にはならないので、まずはお客様に会う数を増やすことが出来れば契約に近づきます。
だからこそテレアポの手は止めてはいけませんし、どんな可能性の少ないアポでも全力で商談します。
また不動産会社様が集まりそうなイベントや会合などにもとりあえず顔を出します。
どこから仕事に繋がるかわからないからです。
トークや知識うんぬんを考えるよりも、まずは行動量を増やす。
シンプルに考えて動きたいと思います。