しつこくテレアポしてたら褒められたうえに契約に繋がりました
先月こんな記事を書きました。
話聞きたいというお客様に対し、約束通りの時間に何度も電話しているのに、いつも出ないし折り返しも無いし全然アポが切れなくてもうなんなの!そんなまともに連絡取れない会社と今後一緒に仕事出来るわけないよ!という記事でした。
この話の続きが出来たので書きます。
その後もなかなか連絡が取れないので、僕はこのお客様にしつこく電話し続けていました。
3月のある日の午前中にやっと電話に出てくださり、当日のお昼からなら少し時間取れるよということで、今すぐにお伺いしますと言って他のアポをキャンセルし電車で1時間半かけて向かいました。
お客様のところに到着しようやくご対面。
もう70歳近いであろうおじいちゃん社長が出てきて「アンタの電話なかなかしぶといね~」と嫌味ではなく褒められました、僕は約束通りの時間に電話していただけですが。
そして話を聞いてみると、今回弊社のサービスを検討しているのはこの社長ではなく、社長の娘さんとのこと。
どうやら娘さんは別の会社で不動産会社を経営しており、ホームページをリニューアルしたいと悩んでいたところ、それを知ったおじいちゃん社長が一肌脱いで弊社いえらぶを探し出して連絡をくれた、そういう流れでした。
そして後日、娘さんの会社とすんなりアポを切って商談し、なんとそのまま契約を頂くことが出来たのです。
前回の記事ではおじいちゃん社長のことあーだこーだ言ってすみません、本当にありがとうございました。
今回の契約を通して思ったことは、何から契約に繋がるかわからないということです。
あんなにしつこく電話していたにも関わらず「アンタの電話なかなかしぶといね~」なんて褒められることもあるんです。
普通は「しつこい!ガチャ!」というパターンが多いですが、そういう今までの経験や自分の中の常識で判断してもアテにならないということです。
またお客様の予定に合わせるフットワークの軽さも功を奏しました。
ただ他のアポをキャンセルしたというリスクもありますので、この判断が正しいかどうかは結果論でしかないですが、おじいちゃん社長とはこうでもしないと会えなかったと思います。
途中からは意地になって電話してましたが、そこに少しでもチャンスがあれば何でも取りに行く、そんなハングリー精神が営業には必要なのです。