人の顔と名前が覚えられない問題について
先日、博多駅前を歩いていたら女性に声を掛けられました。
20代後半のスーツ姿で、お昼の時間帯だったのでランチの帰りかなんかでしょう。
「あ!佐藤さん、こんにちは!」と言われたので(誰だっけ…?)と思いながら挨拶を返しましたが、横断歩道上ですれ違いざまだったのでやりとりはそれだけでした。
僕の名前まで呼ばれたからには、どっかでお会いしているはずです。
ぐるぐる思い出そうとしていたら、たぶんですが半年くらい前に一度だけご挨拶したことのある大手保険会社の営業マンではないかという結論に至りました。
すれ違った場所もその保険会社のオフィスの近くだったので。
確信が無いので、このブログを書いてる最中も名前まで思い出せていないのですが。
ただもしそうだったとしても、僕はその方とは確か名刺交換した程度で、特にしっかりお話をしたわけでも無いのです。
彼女が凄いのか保険の営業マンが凄いのかわかりませんが、僕以上に普段からたくさんの人に会っているはずの保険の営業マンが、それだけ少ない接点で相手の顔と名前まで覚えているのはスゴすぎだと思いました。
本当に申し訳ない話ですが、僕は人の顔と名前を覚えておくのが本当に苦手です。
名刺交換やご挨拶だけした人はもちろんのこと、一度商談した人のことも結構すぐ忘れてしまいがちなので、営業マンとしては本当に最低だと思います。
以前なんか、街で急に声を掛けられた男性が、今まさに追客中のお客様だったなんてこともあります。
案の定僕はすぐに思い出せず、お茶を濁したような反応しか出来ずに大変失礼なことをしてしまいました。
それに比べ、僕の以前の上司は記憶力がもの凄い方でした。
一度商談したことのある会社名を出せば、その担当者名と当時何を話してどういう理由で断られたかまでしっかり覚えているのです。
それだけでなく、自分の幼少期の友達との思い出など、ずいぶん古い記憶までこと細かく覚えていて僕にいろいろ話を聞かせてくれました。
なぜそんなに過去のことを覚えているのか聞いたことがあるのですが、人よりも思い返す回数が多いんだと思うと言っていました。
人に話すなどして自分の中で復習する機会が多いということです。
確かにその上司は自分の体験談などを話してくれることが多かったので、普段から自然に復習するクセが付いていたのかもしれません。
調べたところ、実際に記憶力の良い人は意識的か無意識か必ず復習しているようです。
またそれ以上に大事なことは、必ず覚えるという「意志」を持つことだそうです。
僕は最初から半分諦めていたところがあるので、まずここは改善したいと思います。
相手のことを覚えてるというのは営業マンとしては強みになります。
僕も最近は人に会う機会が増えてきていますし、もう少しアウトプットなどして意識的に復習しなければならないなと思いました。
以前名刺交換したことあるのに、また名刺交換お願いするほどマヌケで失礼な話はないですから。
普段は何とかして自分を売り込もうとしている僕ですが、僕自身が相手のことを覚えるのが苦手という何とも失礼な話でした。
にしても、あの保険の営業マンは凄いな。。。