約2年間追客したお客様からご契約を頂きました
約2年間も追客したお客様から、今月ようやくご契約を頂きました。
長期追客からの契約が少ない僕にとって非常に嬉しい1本ですし、2年も連絡を取り続けたお客様なので多少の思い入れがある契約になりました。
このお客様に最初にお会いしたとき、当時の僕は営業を始めてまだ半年くらいのペーペーで、自力での契約実績もほとんどありませんでした。
毎月の案件も足りていなかった僕は、商談したその場で契約を頂こうと、とにかく必死だったのです。
ですので、少しでも契約になりそうだと思った案件があるとすぐに舞い上がってしまい、先方の都合や事情があっても関係なく「いま結論頂けますか!」とお願いする営業しか出来ませんでした。
お客様がすぐの結論は難しいと言っているにも関わらず、それを押し切ってまで早く導入することのメリットをなんとか打ち出すトークを考えては伝えておりました。
そんな営業ばかりしていると、ときにはお客様からは迷惑がられ、ウザがられ、また今回のお客様からも「いま結論は無理だって、佐藤さんて見た目によらずガンガンくるね」なんて言われて、当時は若干引かれていたんだと思います。
そんな無理やりな営業をしていたので、当然そのときはご契約を頂くことが出来ませんでした。
その後、なにか良い情報がある度に連絡を取り続けました。
電話やメールだけでなく、ときには手紙も送ってみたりして、僕という存在を忘れられてしまわないように定期的なアプローチをし続けました。
そして2年後の今月、先方の都合が良くなったタイミングで「もう一度詳しく話を聞きたい」とご連絡を頂き、すんなりご契約を頂くことが出来ました。
そのときお客様から「佐藤さん以前と比べて成長したね!」とお褒めの言葉を頂いたのは本当に嬉しかったです。
僕自身、営業トークの中身は大きく変えたつもりはありません。
強いて言うなら、なるべくお客様目線で相手の事情を考えながら話す、ということに以前よりは意識を置くようにしています。
そんな僕なりに行っていた気遣いを感じとってくれてのお言葉だったんだと思います。
契約は早め早めで頂くというのが営業マンの鉄則です。
ですがそれはあくまで、自分でコントロール出来る範囲内での話です。
お客様の事情を無視して、早く契約欲しいという自分の都合だけで話を進めてしまう営業マンを信頼してはもらえません、無理なものは無理です。
もちろん上司は、案件になってるなら早く巻くように指示を出すかと思いますが、そればかりを鵜呑みにしてお客様の事情をないがしろにするのは最後に必ずコケます。
今後も目の前の案件ばかりを追うのではなく、長期的に信頼して頂けるような商談をしていきます。