最初に持っていた熱い気持ちをいつまでも忘れたくないと思った
あ…ありのまま今日起こった事を話すぜ!
目標未達成のまま迎えた10月の最終日、決まるのか決まらないのか、非常に微妙な最後の商談に掛けるしかない状況で、またしても内定者が契約をあげるというウルトラCを決めやがった…
な…何を言っているのかわからねーと思うが、とりあえず10月も無事達成したということ以外はおれも何をされたのかわからなかった…
前日まではなかなか絶望的な状況ではあったものの、最後まで諦めないで案件を追う姿勢は営業やるうえで大事だと改めて気づかされます。
そして新人メンバーから少しずつ成果が出てきているのが素直に嬉しいです。
運も良かったと思います、特に今日契約をくれたお客様は、なぜかウチの内定者のことを非常に気に入ってくださいました。
商談のなかで、お互いになにか波長が合ったのでしょうか。
それで気を良くしてくださったのか、ありがたいお言葉も頂きました。
営業マンは即巻きで契約を頂くことが基本です。
それは不動産会社の営業マンも同じで、例えばお部屋探しをしている学生さんの接客を担当した日には、秒で決めろと指導されるようです。
ただこの方は、お部屋探しをしているお客様との雑談や、ヒアリングに時間を使うように意識しているとのことでした。
ここのコミュニケーションはすごく大事で、お客様は不動産会社にはビビりながら入る方がいまだに多いです。
コワイなとか、営業かけられそうだなとか、決められちゃうんじゃないか、そういった不安をまずは払拭してあげること。
いやいや、今日は決めるつもりないのでとりあえず物件見てみましょうと、営業マンの方から言ってあげる。
それで良い物件があったとしても、どうしますか少し考えてみますかというスタンス。
このような営業方法では上司からは効率悪いと怒られてしまうのですが、最終的にリピート客や紹介を頂けることが多くなり、結果的にお客様の満足度は高くなります。
その場で契約巻けよというのは上司の言葉としては当たり前なのですが、お客様と一番近い営業マンはそこで言われた通りに動くのではなく、一旦その言葉を噛み砕いたうえで、どうするのがお客様は一番喜んでくれるのかという思考を持つことが大事。
そうした人間力というか、社会人として根底にあるお客様を思う気持ちはいつまでも持っていないと、いずれは失敗してしまう。
そんな熱いお話をご契約時に頂きました。
この内定者にとって、初めてのお客様がこのような方で本当に運が良かった。
営業やってると度々こういう熱い方に会うことができて、その度にいつまでも初心を忘れてはいけないと思うことができます。
経験を積めば知識はついていきますが、若いころに持っていた熱い想い、お客様の為に人の為にという必ず最初は誰もが持っていた気持ちをいつの間にか失う人は多いです。
ある程度仕事が出来るようになってくると、人は調子に乗ってきます。
目の前の契約の為なら無茶をしてしまったり、それで結果的にお客様にご迷惑を掛けてしまったりすることも増えてくると思います。
そんなときに今感じている純粋な気持ちをいつまでも忘れないで、慢心することなく正しく成長していってほしいと思います。
初契約おめでとう!