福岡支社の熱狂 いえらぶ福岡支社の不動産会社様への営業備忘録

株式会社いえらぶGROUP福岡支社の責任者をやってます。弊社は不動産会社様の売上アップの為のホームページや、業務効率化につながるシステムなどをご提供しております。本ブログでは福岡支社のことや、営業活動するなかで得た日々の学びや気づきを備忘録として残していきます。

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寝坊に対する指導や罰は無意味

先月の最終日、劇的な契約を上げたメンバーがいた一方で、何故か寝坊をかましてしまった別のメンバーがいました。

朝礼の時間になっても来ておらず、あ~寝坊やってるなぁと思っていたら「すみませんすぐに向かいます」というメッセージが入りました。

それからしばらくして出社するなり、彼は申し訳なさそうに僕に報告に来たので、何故寝坊をしてしまったのか聞いてみたところ、前日の夜にアラーム掛けるの忘れてしまったとのこと。

まぁそんなところだろうなと納得し、アラーム忘れないようにリマインダーとかで工夫するようにと彼に伝えるだけにして、この件は早々に終わりにしました。

 

僕は寝坊による遅刻に対する指導や罰は、無意味だと思っています。

寝坊するしないは、完全に本人の意識でしか改善できないと考えているからです。

本人に寝坊したくないという意識があれば、いくらでも改善の為の工夫をするはずです。

寝坊した時点で「やってしまった…!」と本人が一番わかっているので、僕からわざわざ追撃の指導を入れる必要は無いのです。

それよりも、遅刻したにも関わらず速やかによく来てくれた、すぐ業務に入って取り返そうと言ってあげた方が、余計な落ち込みも無くよっぽど生産的です。

やっても改善策を一緒に考えてあげる程度で、後は同じこと繰り返さないように自分で工夫してほしい、そこに意識が向いてるのであればきっと改善できるはずです。

 

逆に寝坊に対して「どうやって取り返すの?」など普段よりも高い目標立てさせる指導する上司もいますが、僕はあまり好きではありません。

その目標すらも達成できなかったときに指導のしようが無くなりますし本人も更に落ち込む、仮に達成できたとしたらじゃあ普段からそのパフォーマンスでやってくれよという話です。

キツく詰めるなんてもっての他、ただやる気が無くなるだけです。

部下のやる気を最大限引き出してあげるのが上司の役目ですから。

 

と思っていたのですが、月末に遅刻をするという緊張感の欠けた彼に何も無いのもどうかなと思った僕は、CoCo壱に連れて行き激辛を食らってもらうというペナルティーを与えてみることにしました。

CoCo壱の10辛を食べてみたいという本人の希望もあったので、これは決してパワハラではないことを強調させて頂きたい、あくまで同意があった。

美味しいカレーを食べている僕の目の前では、初めての10辛を食べて悶絶している彼。

あまりの辛さに目には涙を溜めながら「うぅ…美味しいですありがとうございます!」なんて言われた瞬間、なんだかこっちが悪いことをしているように思えてきて、やはり罰なんて与えるもんじゃないと心に誓ったのでした。