人が見てないところでもルールを守れる人は信用できる
ウチの会社にはいくつかのグループ会社や支社がありますが、東京本社にいる上司や会社から信頼され任されることで各拠点が成り立っています。
この人なら何も言わなくてもちゃんと運用してくれるだろう、メンバーの面倒見てくれるだろう、という信頼です。
僕は今、福岡支社の統括という立場を任されていますが、少なからず同じような信頼をしてもらっている(と思ってます)し、それにしっかりと応えていきたいと思います。
最近、別の支社間でアイツが寝坊だとか始業時間に会社に来ていないだとか、非常につまらないことで指摘することがありました。
自由に働くことの意味を履き違えている、本当にレベルの低い話です。
実際にはちゃんとやっているのかもしれませんが、疑われた時点で何を言っても言い訳になります、拠点を任されるということはそういうことです。
信頼の元で任されているなかで、そんなことで疑いを持たれてしまうようになったら終わりだと思います。
一度信頼を失ってしまったら最後、何をしてもいちいち疑われたり、監視されるようになってしまい、そうなったらもう仕事なんてつまらないだけ。
支社という本社からは離れた場所で営業活動していますから、寝坊で遅刻しようが、サボってパチンコに行こうが、誰も気付けないのでやろうと思えばいくらでもダラけられます。
正直数字さえ出していれば何やっても良いのかもしれませんが、そこは自分との約束として絶対に逸脱してはいけません。
誰に見られているわけでもないのですが、一度自分でルールを破ってしまうと、そこからどんどん歯止めつかなく甘くなってしまいます。
人間は基本なまけたい生き物です。
だからこそ、人が見てないところでも自分ルールや社会のルールを守れる人は、それだけで信用できると思います。
車が来ていない赤信号をちゃんと待つ、ゴミのポイ捨てを絶対にしない、ダイエットすると決めたらお菓子を食べないなど、別にやらなくても誰にも実害は無いのですが、こういうことを徹底してやっている人はそれだけで信用できますし、心から尊敬もできます。
世の中のトップ営業マンにはこうしたルールを守っている人が多いのではないでしょうか。
少なくとも、僕が知っているトップ営業マンは自分に厳しく、自分で決めたことは徹底してやり抜く方ばかりです。
僕も同じようにありたいと思いますし、メンバーはそういう先輩の背中を見て勝手に成長してくれるものだと思うのです。