その不安は既に解決しているか、今考えてもどうしようもない場合が多い
テレアポの受話器になかなか手が伸びない、そんなメンバーがいました。
掛けようとはしているのですが、じっとモニターのテレアポリストと睨めっこしたまま、次の電話を掛けるまでの時間がまぁ長い。
どうしたのか聞いてみたら「スクリプトがダメな気が…」「誰宛に掛ければ良いのか…」「他のメンバーと同じように契約取れるのか…」などの複数の不安を抱えておりました。
要は目の前の仕事に全く集中できていないのです。
何かしらの不安を抱えているときというのは、それが常に頭にチラついて集中できなくなるものです。
僕もお客様からのクレーム対応中のときや、契約が伸び悩んでいるときなどは、悪いイメージばかり考えてしまい、なかなか目の前のタスクが片付けられなくなります。
ただいくら悩んだとしても少し冷静に考えてみるだけで、その不安は既に解決しているか、今考えてもどうしようもない場合が多いです。
例えば、クレーム対応はこちらがやるべきことやった後は、だいたいが会社の決裁待ちか、お客様からの返答待ちなので、今考えてもどうしようもないパターンです。
契約が伸び悩んでいるときも同じですね、考えてても契約が降ってくるわけではないので、動くしかありません。
今やるべきことは決まっているということです、悩むだけ無駄でした。
今回受話器に手が伸びていない彼の悩みも、既に解決していました。
クリプトがダメな気が…⇒今のままでも十分良いよ、大きく変更しなくて良し
誰宛に掛ければ良いのか…⇒基本は代表者、いなければウェブ担当者
他のメンバーと同じように契約取れるのか…⇒そのためにテレアポしてるんやで
ホラ、もう答えは出ているんだから後は行動あるのみでしょ。
そう言われても不安があるときはシンプルに考えられないものです。
そんなときは一個一個の問題を冷静に分析してみてほしい、もしくは先輩などに相談して優先順位をつけてもらうなど、頭の中を整理すると少しラクになります。
そして優先順位つけたら紙にでも書いておけばわかりやすいでし、見ればいつでも思い出せる状態にしておくのが良いです。
そんな感じでイマイチ仕事に集中できていないなと思ったら、一度立ち止まってみてほしい、そして無理なときはいつでも相談してほしい。
かく言う僕も、自分のタスクの優先順位をもっとちゃんとつけなければならないのだけれども。