アウトプットした方が良いということを伝えたい
メンバーには、自らアウトプットをするようにここ最近言っています。
とはいえ、つまらない義務的なものにはしたくないので、あまり口酸っぱく言わないようにしていますが、もっと自分の話をする練習をしてほしいと思います。
なぜならそれが、仕事においても人生においてもきっとプラスになると僕自身が感じているからです。
弊社には朝礼や夕礼などで自由にアウトプットできる時間があります。
今日仕事をしていて新たに気付いたこと、昨日寝る前にテレビ番組を見ていて思ったこと、最近嬉しかったことや逆にムカついたことなど、話す内容なんて何でも良い。
自分の考えを簡潔にわかりやすく相手に伝えることは、案外難しいものです。
話してるうちに余計な脱線までして無駄に長くなったり、自分ではわかってることでも人に上手く説明できなかったり、脳内では大爆笑だった話が全然ウケなかったり、実際に話すことで気付くことは多いです。
また普段からアウトプットするつもりでいれば、アンテナが高くなるのでいつも通り生活している日常から得られる新たな気付きも多くなります。
逆に一日中仕事してたのであれば、何かしら得るものがあってほしい。
なにより一番の良いことは、アウトプットすることで自分の頭が整理され、記憶としても定着しやすくなることです。
逆に言えば、せっかくインプットした情報も、そのままにしておくとすぐに忘れてしまうということです。
僕は普段から本を読むようにしてますが、アウトプットしていないが為に今となってはストーリーや内容を全く覚えていない本もたくさんあります、すごくもったいないですね。
人は悲しいくらい忘れてゆく生きものとミスチルも歌ってますが、アウトプットすることで脳への記憶定着率が普段の3倍にもなるとのこと。
このブログを1年近く続けたおかげで、モノ忘れが激しい僕の頭も少しは整理され、この1年で起こったことは僕の脳にしっかり刻み込まれています。(たぶん)
仕事をするうえでホウレンソウは必須ですし、わかりやすいメールを打ったりするのにも普段のアウトプット力は活きてきます。
また営業やるうえで、いつものスクリプトをいつも通り話すことよりも、お客様から受けた質問に対して簡潔にわかりやすく答えることの方が圧倒的に難しいのだから、その練習だと思ってやってほしい。
あと朝礼や夕礼で僕だけ話すのはなんかつまらないので、何でも良いから皆の話を聞かせてほしい、いやほんとに何でも良いから!
もうここまでくるとアウトプットしない理由が見当たりません。
アウトプットした方が良い、という話はいろんなところで聞くと思いますし「んなこたぁ知っとるわ!」と皆が思ってるはずですが、ただ実際には朝礼でなかなか手が上がらないものですね。
「なにか共有ある人~?」って聞き方がいけないのだろうか。