どうしたら自分に自信が持てるのか
ある部下氏に「どうしたら自分に自信が持てるのか」という質問をもらいました。
確かに当該部下氏は自信あるようなタイプには見えないですし、最近他の方からも指摘されたようで本人が気にしているのは把握していました。
どうしたら自分に自信が持てるのか、「わからない」というのが正直な回答、かくいう僕も常に自信満々なわけではないですし。
ただそれでは流石にあんまりなので、僕なりの考えをまとめてみました。
まず、自分への自信はそう簡単に短時間で持てるようになるものではない、というのが僕の結論です。
自信は過去の経験の積み重ねで形成されていくと思っています。
例えば、リーダー的な立ち位置で組織を引っ張ったとか、何かしらの成功を収めることができたとか、そういうもの。
僕の場合は、なぜか小学校の頃からイベントごとの班長やなんちゃら委員会を任されることが多かったです。
皆やりたがらないと思いますし当時の僕も嫌々でしたが、コイツなら断らずに引き受けるだろうケケケwと思われてたんでしょうね。
ただそんな経験もあってか、学生時代の部活の主将なんかは割と自分から取りに行くようになっていました。
こんな自分でも皆の先頭に立って何かを成すことができるんだ、という勘違いにも似た本当にささいなリーダー的経験が、僕に小さな自信を植え付けくれていたことは間違いないのです。
じゃあそんな過去の経験が無い場合はどうすれば良いのか。
仮に今現在は自分に自信は無くても、自信ある風に見せようと振舞うことはできるのではないでしょうか。
僕もどちらかというと、意識してそう見せようとしていることの方が多いと思います。
例えば、いつもより声を張ってみるとか、笑顔でいるようにするとか、最近の僕は姿勢良くするようにしています、猫背なので。
自分に自信持ってそうな人のマネですね。
どれも意識しないとできませんが、意識している間は簡単にできそうなことばかりです。
後は仕事の中でなら、納期通りに提出した、人前でアウトプットした、普段絡まない先輩に話しかけてみたなど、要は少しでも自分にストレスが掛かることなら何でも良いと思います。
「自分にもできた!」という小さな成功体験、そうした努力の積み重ねでしか自信つけるのなんて難しい。
自信は持っていた方が絶対に良いです。
なぜなら自分が思い描いた以上の結果は出ないようになっているから、自分ならできると強烈に思い込むことが大事、それが自信です。
逆に自分はダメだとか苦手だと思っていると、本当にちゃんとダメになっていきます。
当該部下氏もいきなりは難しいかもしれませんが、これから小さな自信をたくさん重ねていってほしい、自分にストレス掛けていくうちにいつか必ず大きな自信になる。
小学校の頃の僕でさえ、やりたくもないリーダーを任され、その頃から上手く断ることができなかったせいもあり、経験を重ねることができました。
それが今でも余計な仕事を上手くかわすことができない自分につながっているのかもしれませんが。