毎回同じトークを繰り返すこと
営業マンは特に新人のうちは定期的にロープレするように伝えています。
普段は僕も見てあげるのですが、僕だけでは気付けない指摘などもらってどんどん吸収してほしいので、いろんな人に見てもらうべきです。
複数の人にロープレ見てもらうと、まぁいろんな角度からフィードバックが返って来ますし、人によっては言ってることが違うことだってあるでしょう。
いったい誰が言うことが正解なのかと思うかもしれませんが、どれも正しいです。
営業に答えは無いので人の数だけ方法がありますし、結果として契約が取れればそれが正解になります。
今日は後輩が僕の目の前で営業ロープレをやっていました。
本社の先輩とカメラつないでテレビ会議でロープレやっていたのですが、今日も見事にボコボコにされていました。
僕は心の中で祈ることしかできない。(負けるなガンバレ。。。!!)
人によっては言ってることが違うこともありますが、そのなかでも共通して指摘されることはだいたいが営業するうえで根本的なことだったりします。
それはテクニック的なことではなく、声の抑揚とか、話し方とか、要は「元気が無い」ということです。
今回のロープレでもそこを指摘されていました。
僕が考えるに、営業での「元気が無い」というのは、ただ大きな声を出せということではありません。
「楽しそうに話す」に尽きると思います。
特に新人営業マンのうちは、実績も無ければ、安心感のあるオーラ的なものも出すことは難しいので、だったら楽しく話すことに徹するべきです。
楽しそうな営業マンと、事務的に話している営業マン、どちらから商品を買いたいかは明確ですよね。
ただ、楽しく話そうとしても、トークに余裕が無いから出来ない。
だからこそ、話している内容に自信をつける、自分の言ってることは間違いなくお客様の為になるから黙って聞いてほしい、と思えるところまでとにかく練習することです。
練習の方法として、毎回同じトークを繰り返すことは大事です。
新しい知識を取り入れる度に内容をコロコロ変えるのも良いですが、話慣れていないトークをすると、突っ込まれた際に上手く切り返すことが出来ずに逆効果になってしまいます。
一度しっかり固めたスクリプトであれば、それを徹底的に練習して商談でも毎回同じように話すのです。
そうすると相手の反応からのスクリプト改善もしやすくなりますし、なによりトークに余裕が出てきますので自信持って話すことが出来ます。
先ほどまで先輩から打ちのめされていた後輩は、お先に失礼しますと笑顔で帰って行きました。
彼もそんなにヤワでは無い、まだまだ練習不足なだけ。
むしろスクリプト固めたばかりなんだから、まずはそれを徹底的に練習すること。
この先も幾度となく打ちのめされるだろうけど、その度に僕は心の中で応援しているから頑張ってほしい。