営業ロープレは誰もがやりたくないもの
営業ロープレ、やりたくない気持ちもまぁわかります、僕も思ってましたから。
ロープレやって褒められることなんてほとんど無いです。
基本はダメ出しばかり言われるのがわかっているので、そりゃやる気も出ないでしょう。
また先輩に対して話すので、お客様とは違った「チェックされている」という緊張感があり恥ずかしいと思っているのかもしれません。
ただ、ロープレで練習を積まないことには、相手に上手く伝えることが出来ません。
知識としてアタマではわかっていても、相手に伝わるように整理して話せないのです。
最近、ある後輩の商談によく同行するのですが、練習不足なのが本当に気になります。
彼は僕の商談もよく聞いていますし、自分でも積極的に調べたりしているので、実際に知識は豊富なんです。
が、話がいつもとっ散らかってしまい「で、結局何の話でしたっけ?」という感じになってしまいます。
パズルを組み立てようとしますが、上手く合わずにバラバラなパーツのまま渡してしまう、そんな感じの商談です。
何故こうなってしまうのか、ただ話し慣れていないからです。
今まで話した数が少ないので、スラスラ話せないのです。
たくさんの商談をこなして経験を積めれば良いのですが、じゃあ上手く話せるようになるまでの商談は練習にしてしまって良いのか。
お客様は練習台ではありません。
だから日々ロープレで経験を積むしかないのです。
部活でも試合までにたくさん練習したじゃないですか、それと同じですよ、ぶっつけ本番でいきなり良い結果は残せないでしょう。
商談の場はいつでも本番ですよ。
そのロープレは確かに気持ち的に嫌かもしれないけど、決して遠回りにはならないことをわかってほしい。
むしろ、毎回僕のような者にノコノコ着いてこられる方が苦痛でしょう、商談後の帰り道でネチネチとダメ出しされるんだから。
ここでしっかり練習してクロージングまで任されるようになっておけば、うるさい上司もいなくなって、自力で契約取れるようになれるんだから、頑張ってください!